有閑俱楽部のメインキャラ、悠理、野梨子、清四郎の初恋は?

1981年に発売された、大ヒットまんが「有閑俱楽部」
一条ゆかりさんによって描かれた作品で、2022年時点で全19巻が発売されています。2007年にはテレビドラマ化され、累計発行部数は2500万部にも達しています。
学園まんがとして、とても人気のあった作品ですが、コメディ、恋愛、ホラー等、いろんな要素が詰まったストーリー展開で、読者を飽きさせない内容でした。
主要キャラクターの恋愛事情について、チェックしていきたいと思います。

有閑倶楽部の主役剣菱悠理 女性にモテる⁉結婚の可能性は?

 有閑倶楽部のメインキャラクターである剣菱悠理についての情報をおさらいしてみます。

日本屈指の大財閥・剣菱財閥の令嬢で、聖プレジデント学院では、運動部部長、ロック同好会に所属しています。

身長は166cmで、血液型O型です。
性格はガサツで男勝りな面があり、正義感が強く、男勝りな為、何かとトラブルにまきこまれやすいようでした。

正義感が強く男勝りで運動神経のいいんだけど、勉強が全くできずいつも赤点を取っているにも関わらず、クラスの女子から人気がある男の子って学年に、一人くらいいましたよね(笑)。

それを女の子として描いたのがまさに剣菱悠理そのもの、といった感じです。

そして、容姿は茶髪で癖毛がかって広がったショートヘア。

顔立ちや髪型は中性的で、黙っていれば、かなりの美人だけど、普段の言動から学校では男性よりも、むしろ女性にモテるタイプのようでした。

そんな剣菱悠理、将来結婚できるのか・・・と心配になるくらい、野生児なので、かなり剣菱悠理の性格を理解している人でないと、難しいのではないか…と思います。

剣菱悠理は自分の結婚相手について、「剣菱家の事情の巻」の中で、「自分より強い男じゃなきゃ、結婚しない」と言ったことがキッカケで、有閑倶楽部のメンバーでもある、菊正宗清四郎が候補になりました。結局二人が一緒になることはなかったようですが、この二人が一緒になったらいいかも、と思った方も多かったのではないでしょうか?

個人的には、この二人が一緒になったら、どんな生活になるのかを想像してみると、毎日何かの事件が起こっていそうで、大変かもしれませんが、たのしく生活をしているのではないか、と思います。

有閑倶楽部のお嬢キャラ白鹿野梨子、初恋は清四郎?みろく?

有閑倶楽部でお嬢様キャラといえば、白鹿野梨子です。
容姿は黒髪ストレートのおかっぱヘアで、唇が赤く、日本人形のようないでたちをしています。

父親が日本家の大家、そして母親が茶道の家元という家柄で、聖プレジデント学院では、文化部部長、囲碁倶楽部に所属しています。

身長153cm、血液型A型。
メインキャラクターの剣菱悠理と真逆をいく、才色兼備の大和なでしことして描かれいて、日本舞踊と茶道は師範級の腕前を持っています。
それ以外に、頭脳明晰で外国語も話すことができ、囲碁も名人級と非の打ち所がない人物ですが、運動音痴な一面があります。

そんな白鹿野梨子は「男嫌い」を公言しており、メンバーの中では一番恋愛に疎いキャラクターです。倶楽部のメンバーでもある、菊正宗清四郎が幼馴染ということもあり、男性を見る目の基準が高かったのかもしれません。

そんな野梨子の初恋は、なんと有閑倶楽部のメンバー、松竹梅魅録の友人、刈穂裕也。

出会いのきっかけは、酔っ払った大学生に絡まれていた野梨子を助けたことですが、その相手は実は野梨子が本屋で万引きを目撃した青年だった、刈穂裕也でした。このことがきっかけで、裕也は自分ことを本気で心配してくれる野梨子に惹かれていきました。
そんな裕也は、故郷の母親が病気であることをを知って、治療費を稼ぐために、とある怪しいバイトの仕事を引き受けました。
そして、そのバイトと内容とは、野梨子の父・白鹿清洲の個展て展示される掛軸の強奪の片棒をすることでした。
そんな中、裕也は野梨子への愛を貫くことを決め、大切な掛け軸を取り戻すために一人無謀な戦いに挑みました。すると、有閑倶楽部のメンバー、松竹梅魅録の友人たちの協力もあって事件は解決。その後、裕也は故郷・金沢で職を見つけ、地元に帰ることになり、裕也との野梨子の初恋はあっけなく終わりを迎えたのです。

野梨子の初恋のストーリーは、読んでいる方も、胸が締め付けられるような思いになったり、また、裕也と野梨子の関係が壊れるんじゃないかとハラハラするシーンもありましたが、裕也のような、普通の青年のほうが、野梨子の母性をくすぐって、いい関係になるんじゃないかな、と思いました。
この二人が、いつか再会できるといいな、と願うばかりです。

有閑倶楽部 清四郎(清史郎)のりこは初恋?魅録はライバル?

有閑倶楽部の「頭脳」と言えば、菊正宗清四郎(清史郎)です。
文武両道・天下無敵の聖プレジデント学園生徒会長。囲碁倶楽部、UFO研究会など複数の部も兼任しています。
学園一の優等生として医学薬学、語学、考古学にオカルト、拳法と万事に精通しています。

完璧であるが故に他人を見下しがちなところがあり、仲間からも情緒や思いやりに欠けると指摘される事も多い。観察眼があり、人の弱点を握るのが得意なので、たまに騙し合いや駆け引きを楽しむなどの少々陰険な面もあります。

身長181cm、血液型AB型。
容姿は黒髪でオールバックのすだれ髪。知性を感じさせる端正な顔立ちをしています。そのせいで、剣菱悠理とは逆に男性にモテるタイプです。
眼鏡をかけ、スーツ姿になると、悠理の兄・豊作に雰囲気が似ていると言われています。
大病院・菊正宗病院の御曹司で、医大生の姉がいます。

剣菱悠理、白鹿野梨子とは聖プレジデント学園幼稚舎からの同級生。幼稚舎当時、やんちゃだった悠理と喧嘩をして惨敗し、それを庇った野梨子が悠理と互角に渡り合うのを見たショックと、女に庇われたことを悠理に馬鹿にされた屈辱から、武道を学んで自己鍛錬に励むようになり、今では悠理も叶わないほどの力を身につけています。

白鹿野梨子とは家が隣同士であり幼馴染の間柄です。
そうなると、もしかして、清四郎の初恋は白鹿野梨子なのか?ときになりますが、野梨子に対する恋愛感情は否定している模様です。
それでも、どちらかの恋愛や結婚の話になると苦言を呈したり、不快さを露わにするなど、実際のところは微妙な感じです。おそらく、二人とも真面目な性格なので、幼馴染が道を誤ったりしないか、を心配して言っているんだと感じます。
じゃあ、幼馴染の白鹿野梨子以外にいい人がいるのか…というと、多趣味が災いして女性を優先できない質があり、逆に女性にとっては、恋愛対象としてはハードルが高い人物として見られているようです。

そして、有閑倶楽部のメンバーの松竹梅魅録と、野梨子を取り合っているのか…と思いきや、お互いに恋愛に対して超奥手な野梨子のことを見守っています。
特に、野梨子の初恋の相手が魅録の知り合いだったこともあり、野梨子の初恋のピンチには、清四郎も魅録も協力していました。
このことから、清四郎と魅録は「恋のライバル」というより、「友達としての絆」を大事にしている様子がうかがえます。

個人的には、有閑倶楽部のメンバー同士の恋愛模様も気になるのですが、そこは学園まんがとしてのストーリーのぶれない作品となっています。

気になる方はぜひ、手に取って読んでみてくださいね。

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