数ある恋愛ファンタジー漫画の作品の中で、隠れた名作と言われている「昴とスーさん」。
この作品は新人作家発掘雑誌と言われている「ハルタ」に連載されていました。
この作品は新人作家発掘雑誌と言われている「ハルタ」に連載されていました。
ファンタジーではあるものの、どちらかというと恋愛要素が濃く、涙なくては読み進められない作品となっています。
今回は、そんな「昴とスーさん」についてご紹介していきます。
昴とスーさんのwiki情報は?出版社のハルタとは?
昴とスーさんはKADOKAWAが出版しているハルタVol.37 (2016年8月12日発売)より連載がスタートしました。
作者は「赤い実ははじけた」などで知られている高橋 那津子先生の作品です。
この作品が連載されたハルタという雑誌ですが、あまり聞きなれない雑誌だったので、どんな雑誌なのかも調べてみました。
ハルタは2013年2月15日に刊行されました。元々は2006年10月に出版された新作読み切り雑誌「コミックビームFellows!」、のちの2008年10月14日に雑誌名が「Fellows!」に変更になり、新人作家を中心に掲載するというコンセプトを持つ隔月刊行の漫画雑誌としてハルタが刊行されることになりました。ハルタになってからは、隔月刊行から年10回刊行と刊行回数が増えました。
つまり、ハルタに掲載されている作品は、新人作家さんの作品が数多く掲載されており、昴とスーさんもこの雑誌掲載を通じて、注目される作品となりました。
ちなみに、昴とスーさんをWikipediaで調べて見ましたが、残念ながら見つけることができませんでした。
とても素晴らしい作品であるにも関わらず、Wikipediaに掲載されていないのは、それだけマイナーな作品と言えるかもしれません。
ちなみに、昴とスーさんはハルタの公式Twitterなどで、発売情報が更新されていました。
昴とスーさんの5巻発売日に配布された特典の情報が確認することができます。
昴とスーさん6巻完結までのあらすじ(一部ネタバレ)
澪と昴という男女の同居生活を描いた物語。一見すると姉と弟に見えるこの2人だが、昴にはある秘密がありました。
この秘密を抱えながら、二人は社会から隠れるように暮らしているのですが、ストーリーが進むにつれて、昴が自分にある秘密に向き合い、社会の中で生きていく覚悟が芽生えていきます。
その変化を感じた澪は、昴の変化を受け入れつつ、自分も昴と共に社会の中で生きていくことを望むようになりまし。物語後半では、過去の昴のことを知っている昔の友人が登場し、今まで昴が隠していた秘密を打ち明けて、澪と昴の関係を応援してくれるようになりました。
そして、昴の秘密である、23歳の最後の日を迎えて、二人はこれから先も一緒に過ごすことができるのか…
その変化を感じた澪は、昴の変化を受け入れつつ、自分も昴と共に社会の中で生きていくことを望むようになりまし。物語後半では、過去の昴のことを知っている昔の友人が登場し、今まで昴が隠していた秘密を打ち明けて、澪と昴の関係を応援してくれるようになりました。
そして、昴の秘密である、23歳の最後の日を迎えて、二人はこれから先も一緒に過ごすことができるのか…
昴とスーさんの感想
この作品は、ストーリーの後半、第4巻くらいから、昴が自分を向かい合い、いつまでも社会から隠れて生きるのではなく、社会にいる人と関わること、澪との関係の変化、自分の過去の記憶をひも解いていきます。
それによって、澪と二人で人生を前向きに生きることを選んでいく過程を描いているシーンは涙なしでは、読み進められません。
澪と昴の切ない想い、二人を取り巻く人達の想いが交錯し、それぞれの立場で見ても、涙する場面が出てきます。
そういう意味で、最近、恋愛がご無沙汰な方がこの作品を読むと、昔自分が恋愛をしたときの切ない想いを思い起こすかもしれません。
なんと昴とスーさん発売日には書店購入特典があった!
昴とスーさんは単行本の発売日には書店購入特典がありました。
1巻はカバーの表面と裏面のイラストを使用した、超美麗ポストカード
3巻は海外版コミックスのカバーイラストを使用した特製ポストカード
4巻はA4サイズの両面の美麗ポスター
6巻はカバーを使用した両面イラストカード
と全6巻の作品でありながら、1巻、3巻、4巻、6巻と4冊の発売日に書店購入特典が付くというのは、作品として人気が高く、この作品のファンの人がたくさんいたことが想像できます。
現在はデジタルコミックでも掲載されているので、恋愛がご無沙汰な人は、昴とスーさんを読んで、切ない恋愛の記憶を思い出してみてくださいね。
コメント