全力で愛していいかな?全何巻?登場人物とあらすじ紹介と結末(一部ネタバレ)

2023年1月からテレビ東京系で放送されたドラマ、全力で愛していいかな?
大好評のうちに最終回を迎えました。
この作品はまんが原作とドラマ版で内容が少し前後していたり、ドラマオリジナルのキャストが設けられていたりしていました。

今日は、全力で愛していいかな?の原作まんがについて、ご紹介していきます。

全力で愛していいかな?コミック版は全何話?

全力で愛していいかな?は元々、電子コミックで発表された作品です。
現在、AmazonのKindleでは全部で15巻が掲載されています。
また、電子コミック版が好評だったことにより、コミック(紙)版も発売され、全3巻が発売されています。

全力で愛していいかな?主な登場人物

ここで、全力で愛していいかな?の主な登場人物をご紹介します。

篁 千世(たかむら ちよ)…大手建設会社の土木部に勤める女性。30歳。
瀬尾からの告白に、お付き合いの「お試し期間」を提案する。
瀬尾 一愛(せお いちか)…外資系企業の副社長。ハイスペックなイケおじ。45歳。恋愛に関してピュア。千世に交際を申し込む。
一葉(かずは)…瀬尾の姉
八重子(やえこ)…瀬尾の母
夢路(ゆめじ)…瀬尾の会社の社長
潤(じゅん)…瀬尾の同僚
本郷 灯(ほんごう あかり)…千世の会社の先輩
太郎(たろう)・・・灯(あかり)の夫。千世の会社の先輩
紅山(べにやま)・・・千世の会社の先輩。デザイン部に勤務。過去に千世にセクハラをしたことで、千世にとってトラウマになっている。

 

全力で愛していいかな?あらすじを紹介

建設現場で働く篁千世(たかむらちよ)は、自分が疲れきって渇いていると気づいていた。上司はうるさいし、部下男子も自分勝手で、もう男に夢を見る齢でもない。一人が気楽で、何かを変えたくはなかった。だったのに―「僕に、君を全力で愛させてくれるかい?」ただのランチ友達のおじさん、と思っていた瀬尾一愛(せおいちか)から告白された。瀬尾は優しくて、熱くて、本当は雄で―。熱烈なのに包み込むような愛情を注がれて、どうしたらいいかわからない。大人同士なのに、好きってどうすればいいんだっけ?体で熱は感じ合うけど、初恋みたいに苦しくて楽しくて。30女子と40男子の世界が、今さら新しく『恋をすること』で回り出す。
(めちゃコミックより引用)

男性社会の職場で働く30代女子。どうしても恋愛から遠のいてしまいがちな環境で、セクハラにあったらそりゃ、恋愛に臆病になっていまいますよね。
また、瀬尾もイケメンだけど中身は乙女な性格が災いして、いままでお付き合いしてきた女性にことごとく振られていることもあり、瀬尾もまた恋愛に臆病になってしまいました。
そんな、恋愛に臆病になってしまった大人の男女が、少しずつ関係を縮めて思いを通わす様子が繊細に描かれています。

全力で愛していいかな?結末は?(一部ネタバレ)

晴れて、正式に「結婚を前提に」瀬尾と付き合うことになった千世。
ある日、千世は同窓会に参加し、同級生の1人が離婚した話を聞いたことから、「結婚」に対して不安を募らせます。
瀬尾をずっと一緒にいたいと思いながら、結婚が怖いと感じている千世。そんな千世が、無理なく決断できるようにそっと見守る瀬尾。
そんな中、瀬尾にピクニックに誘われ、母親八重子と対面する。
母親との対面を果たし、八重子に受け入れられたことで、千世はホッとします。
その夜、千世は瀬尾に「結婚が怖い」と思っていることを正直に話します。そんな千世の気持ちに寄り添う瀬尾。
二人は無事に結婚できるのか…
続きは、ぜひ作品を読んでチェックしてくださいね!

全力で愛していいかな?読んだ感想

恋愛に臆病な千世と瀬尾の二人が、少しずつ距離を縮めていく様子が、とても微笑ましく描かれていました。
よくある、恋愛まんがだとスルーされそうな、千世と瀬尾の二人の気持ちの揺れ具合が細かく描かれていて、こういう表現がさんずい尺先生の作品の良さだなぁと感じました。
大人だから気になる、好きな人の気持ち、だけでなく周りの人との関係や仕事のことなど、若い時のように「好き!」だけでは突っ走れない、じれったい様子が、同年代の読者には共感の嵐でした。
個人的には、瀬尾のイケオジなのに乙女な繊細さがギャップ萌えしました。こういうイケオジ、ホントにいたらどうするかしら?なんて想像してしまいました。

30代以降で恋愛に臆病になってしまった大人達に、もう一度「恋する気持ち」を取り戻すきっかけになる作品になってほしいですね。

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